櫻子「おーい向日葵!ヒマだ付き合え!」 [無断転載禁止]©2ch.net
1名無しの七森
2016/08/17(水) 03:16:58.92 向日葵「私は暇じゃありませんの。櫻子こそ宿題をしたらどうですの。」
85名無しの七森
2016/09/10(土) 02:52:44.55 櫻子「え、なにしてんだよ!」
向日葵「小さくしましたから食べなさいな、お口をあけて」
櫻子「あむっ・・・ごっくん」
向日葵「・・・」
櫻子「向日葵これにんじん入れてないでしょ?ずるいよー普通にすんごいおいしいハンバーグじゃん」
向日葵「ふふっちゃーんと入ってるんですのよ」
櫻子「絶対嘘だよ、おいしいもん。ご飯も欲しいな」
向日葵「これにはね、すりおろしたニンジンが入ってるんですの。ケチャップも合うでしょうけどきっと和風ソースも合いますわ」
櫻子「すげえ向日葵。超おいしいよ!これ」
向日葵「小さくしましたから食べなさいな、お口をあけて」
櫻子「あむっ・・・ごっくん」
向日葵「・・・」
櫻子「向日葵これにんじん入れてないでしょ?ずるいよー普通にすんごいおいしいハンバーグじゃん」
向日葵「ふふっちゃーんと入ってるんですのよ」
櫻子「絶対嘘だよ、おいしいもん。ご飯も欲しいな」
向日葵「これにはね、すりおろしたニンジンが入ってるんですの。ケチャップも合うでしょうけどきっと和風ソースも合いますわ」
櫻子「すげえ向日葵。超おいしいよ!これ」
86名無しの七森
2016/09/10(土) 02:56:30.76 向日葵「これで私の一歩リードですわね。あとはこのハンバーグが・・・」
櫻子「そうだ私の!はい向日葵、これ食べて」
向日葵(櫻子が差し出してるハンバーグから少しピーマンが見えていますわ)
向日葵(覚悟を決めないと・・・えいっ)
櫻子「どうどう?」
向日葵「あら・・・」
櫻子「そうだ私の!はい向日葵、これ食べて」
向日葵(櫻子が差し出してるハンバーグから少しピーマンが見えていますわ)
向日葵(覚悟を決めないと・・・えいっ)
櫻子「どうどう?」
向日葵「あら・・・」
87名無しの七森
2016/09/10(土) 03:05:17.62 向日葵「お肉もジューシーで柔らかくておいしいですわ。ピーマンも全然入ってないみたい・・・」
櫻子「へへーそうだろ。実はピーマンの苦いところをきちんと取って炒めたんだ!」
向日葵「入れる前に炒めましたの?」
櫻子「そう、はじめに白いところ全部とって、ちっちゃく切ってから炒めたんだー」
向日葵「!だから熱くてちょっと時間がかかったんですわね、見直しましたわ櫻子」
櫻子「櫻子様を見直しただろ!私だって頑張ればこれくらいできるんだぞ!」
向日葵「正直不安でしたの、もし櫻子が変なもの作ったらって。ここまで考えてできるんですのね、おいしいですわ」
櫻子「やったー、じゃあ私の勝ちね」
向日葵「なに言ってるんですの?今回は引き分けですわ。ひ・き・わ・け」
櫻子「私が作ったほうがおいしいに決まってるだろ!ちょっと貸して、ほらおいひい」
向日葵「勝手に取らないでくださる?ほら、私のだっておいしいですわ」
櫻子「へへーそうだろ。実はピーマンの苦いところをきちんと取って炒めたんだ!」
向日葵「入れる前に炒めましたの?」
櫻子「そう、はじめに白いところ全部とって、ちっちゃく切ってから炒めたんだー」
向日葵「!だから熱くてちょっと時間がかかったんですわね、見直しましたわ櫻子」
櫻子「櫻子様を見直しただろ!私だって頑張ればこれくらいできるんだぞ!」
向日葵「正直不安でしたの、もし櫻子が変なもの作ったらって。ここまで考えてできるんですのね、おいしいですわ」
櫻子「やったー、じゃあ私の勝ちね」
向日葵「なに言ってるんですの?今回は引き分けですわ。ひ・き・わ・け」
櫻子「私が作ったほうがおいしいに決まってるだろ!ちょっと貸して、ほらおいひい」
向日葵「勝手に取らないでくださる?ほら、私のだっておいしいですわ」
88名無しの七森
2016/09/10(土) 03:19:06.35 櫻子「あー向日葵のほうが多く取っただろ、ずーるーい」
向日葵「そんなには取っていませんわ、こうしましょう。もう少し余ってますから自分たちのも焼いてみたらいいんですわ」
櫻子「やったー今日はハンバーグ祭りだぞ!」
向日葵「今日は櫻子も頑張りましたし特別ですわよ」
櫻子「花子たちの分も焼かなきゃ。向日葵エプローン」
向日葵「はいはいでもまずその食器を片付けなさって」
櫻子「もー今日は忙しいなぁ。向日葵、手伝って!」
おわり
向日葵「そんなには取っていませんわ、こうしましょう。もう少し余ってますから自分たちのも焼いてみたらいいんですわ」
櫻子「やったー今日はハンバーグ祭りだぞ!」
向日葵「今日は櫻子も頑張りましたし特別ですわよ」
櫻子「花子たちの分も焼かなきゃ。向日葵エプローン」
向日葵「はいはいでもまずその食器を片付けなさって」
櫻子「もー今日は忙しいなぁ。向日葵、手伝って!」
おわり
89名無しの七森
2016/09/10(土) 03:24:37.79 ええな
90名無しの七森
2016/09/10(土) 03:26:40.17 どっからわくのかわかんないですが、見守ってくれたあかり民ありがとう
91名無しの七森
2016/09/10(土) 03:27:23.14 次のもつくって
まってる
まってる
92名無しの七森
2016/09/10(土) 03:37:55.71 おつ!
93名無しの七森
2016/09/10(土) 12:43:50.95 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど 同人 なもり
94名無しの七森
2016/09/10(土) 12:47:20.91 完結させた
えらいっ
えらいっ
95名無しの七森
2016/09/11(日) 06:31:33.51 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど 同人 なもり
96名無しの七森
2016/09/11(日) 08:17:48.99 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど 同人 なもり
97名無しの七森
2016/09/14(水) 12:22:48.19 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど 同人 なもり
98名無しの七森
2016/09/23(金) 05:32:51.95 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど なもり 同人
99名無しの七森
2016/09/23(金) 06:36:08.82 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど なもり 同人
100名無しの七森
2016/09/29(木) 23:00:03.22 歳納京子 あかり かわいい 学年1位 ラムレーズン トメイトゥ 画像
101名無しの七森
2016/09/30(金) 12:13:52.91 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど なもり イケメン
102名無しの七森
2016/10/01(土) 16:35:45.48 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど なもり イケメン
103名無しの七森
2016/10/02(日) 04:22:07.42 歳納京子 リア充 トマト かわいすぎ 声優 ss 壁紙 キャラソン
104名無しの七森
2016/10/09(日) 18:38:57.41 歳納京子 あかり かわいい 学年1位 ラムレーズン トメイトゥ 画像 http://i.imgur.com/ReyrAUB.jpg
105名無しの七森
2016/10/21(金) 10:51:11.14 歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど イケメン なもり http://i.imgur.com/vfVRhTw.jpg
106名無しの七森
2016/10/24(月) 03:44:31.94 歳納京子 リア充 トマト かわいすぎ 声優 ss キャラ 壁紙 http://i.imgur.com/NOB8PGd.jpg
107名無しの七森
2016/11/19(土) 23:38:46.40 たまに見たくなる
108名無しの七森
2016/11/20(日) 00:39:27.91109名無しの七森
2016/11/20(日) 00:40:25.75 これはよいSS
110名無しの七森
2016/11/27(日) 22:17:27.77 続きはよ
111名無しの七森
2017/03/04(土) 00:30:06.84 \アッカリ〜ン/
112名無しの七森
2017/03/15(水) 20:06:27.98 \アッカリ〜ン/
113名無しの七森
2017/03/27(月) 22:24:57.04 \アッカリ〜ン/
114名無しの七森
2017/03/31(金) 04:03:16.09 \アッカリ〜ン/
115名無しの七森
2017/04/03(月) 08:11:15.99 \アッカリ〜ン/
116名無しの七森
2017/04/07(金) 10:03:17.61 \アッカリ〜ン/
117名無しの七森
2017/04/07(金) 16:30:08.00 この板ワキガ厨と埋め立てガイジしか居ないと思ってたけど少し人いたんだな
118名無しの七森
2017/04/07(金) 16:45:53.75 ワキガ厨と埋め立てガイジしかいないよ
119名無しの七森
2017/04/10(月) 04:14:30.12 \アッカリ〜ン/
120名無しの七森
2017/04/13(木) 08:43:02.17 \アッカリ〜ン/
121名無しの七森(北宮)
2017/07/28(金) 01:26:41.87 かわいいですわね
122名無しの七森(杉浦)
2017/11/03(金) 18:32:51.04 まだこのスレあるんですのね
123名無しの七森(松本)
2017/11/03(金) 19:03:37.06 \アッカリ〜ン/
124名無しの七森(船見)
2017/11/06(月) 17:30:31.42 \アッカリ〜ン/
125名無しの七森(杉浦)
2017/11/10(金) 21:05:30.68 \アッカリ〜ン/
126名無しの七森(杉浦)
2017/11/14(火) 00:01:41.47 \アッカリ〜ン/
127名無しの七森(吉川)
2017/11/16(木) 11:44:39.90 \アッカリ〜ン/
128名無しの七森(小山)
2017/11/18(土) 20:28:21.31 \アッカリ〜ン/
129名無しの七森(古谷)
2017/11/21(火) 01:06:51.86 \アッカリ〜ン/
130名無しの七森(東)
2017/11/23(木) 06:26:24.97 \アッカリ〜ン/ D20wSACr
131名無しの七森(赤座)
2022/09/25(日) 01:06:35.55 櫻子「おーい向日葵!ヒマだ付き合え!」 [無断転載禁止]c2ch.net
132名無しの七森(歳納)
2022/09/25(日) 02:00:14.83 「なんだよ!そんなのあとでいいじゃん!」
「うるさいですわね…ちょっとくらい待っていなさいな。じゃあ行ってくるから。」
それが最後だった。櫻子は死んだ。
もしあの時私があの場所を離れなかったら、もし私があの時櫻子も一緒に連れて行っていれば
櫻子は今も私の隣にいたのかもしれない。気に入っていた本をばかにされて、そんなことで
腹を立ててあの子を置いて行って、そんな些細な心の狭さであの子を失ったことが
本当にやるせない。
ずっと引きずったままずっとここまで来てしまった。私はどこに行くのだろう。
「うるさいですわね…ちょっとくらい待っていなさいな。じゃあ行ってくるから。」
それが最後だった。櫻子は死んだ。
もしあの時私があの場所を離れなかったら、もし私があの時櫻子も一緒に連れて行っていれば
櫻子は今も私の隣にいたのかもしれない。気に入っていた本をばかにされて、そんなことで
腹を立ててあの子を置いて行って、そんな些細な心の狭さであの子を失ったことが
本当にやるせない。
ずっと引きずったままずっとここまで来てしまった。私はどこに行くのだろう。
133名無しの七森(歳納)
2022/09/25(日) 05:27:29.17 「なにそれ…」
心底気味悪そうに表情を歪めた彼女がつぶやいた。
「そんな意味わかんない本にハマってるから、そんな変な夢みるんだよ。」
「はあ?」
空になったコップに突っ込んだストローでせわしなくかちゃかちゃと氷をかき回す。
「向日葵、すーぐ影響されるからなー。感動しましたわー!って。」
「櫻子にはわからない感動でしょうね。」
「なんだと!」
「おまたせしましたー。」
注文していた料理がやってきた。大盛りのハンバーグ。朝ごはんからそう時間も経っていないのに
本当によく食べる子だ。将来は縦か横かはわからないがきっと大きくなることだろう。
あまり太らなそうだから縦に伸びるかもしれない。私の背を追い越すこともあるのだろうか。
「ちょっとジュース足してきますわ。」
「あ、私も行くー!」
「あなた何杯飲んでますの?糖尿になりますわよ。水飲みなさい。」
テーブルに乗る氷の溶けた水のコップをひとつ彼女の前に置いた。
年季の入った木のテーブルからゴトっという鈍い音が響く。
「向日葵も水でいいじゃん!料理を前にしてお前を待てというのかー!」
「ちょっと家にも電話しないといけないし。」
「なんだよ!そんなのあとでいいじゃん!」
「うるさいわね…ちょっとくらい待っていなさいな。じゃあ行ってくるから。」
ぼーっと揺らめく意識の中で、気がついたら天井を見つめていた。徐々に徐々に
私の思考は廻りだし、私は夢を見ていたであろうこと、ここが病室のベッドであること、
そして私が自殺を図ったことを思い出した。
ついさっきまでのあの子とのやりとりがとても夢とは思えないほどの実感を伴って
私の体の中でわんわんと響き続けている。これほどまでの現実味が、空気が、耳に入る
彼女の声の触感が、現実ではないというのだろうか。
私はただただ虚しくなって、ただただ際限なく涙がつうつうと流れていった。
心底気味悪そうに表情を歪めた彼女がつぶやいた。
「そんな意味わかんない本にハマってるから、そんな変な夢みるんだよ。」
「はあ?」
空になったコップに突っ込んだストローでせわしなくかちゃかちゃと氷をかき回す。
「向日葵、すーぐ影響されるからなー。感動しましたわー!って。」
「櫻子にはわからない感動でしょうね。」
「なんだと!」
「おまたせしましたー。」
注文していた料理がやってきた。大盛りのハンバーグ。朝ごはんからそう時間も経っていないのに
本当によく食べる子だ。将来は縦か横かはわからないがきっと大きくなることだろう。
あまり太らなそうだから縦に伸びるかもしれない。私の背を追い越すこともあるのだろうか。
「ちょっとジュース足してきますわ。」
「あ、私も行くー!」
「あなた何杯飲んでますの?糖尿になりますわよ。水飲みなさい。」
テーブルに乗る氷の溶けた水のコップをひとつ彼女の前に置いた。
年季の入った木のテーブルからゴトっという鈍い音が響く。
「向日葵も水でいいじゃん!料理を前にしてお前を待てというのかー!」
「ちょっと家にも電話しないといけないし。」
「なんだよ!そんなのあとでいいじゃん!」
「うるさいわね…ちょっとくらい待っていなさいな。じゃあ行ってくるから。」
ぼーっと揺らめく意識の中で、気がついたら天井を見つめていた。徐々に徐々に
私の思考は廻りだし、私は夢を見ていたであろうこと、ここが病室のベッドであること、
そして私が自殺を図ったことを思い出した。
ついさっきまでのあの子とのやりとりがとても夢とは思えないほどの実感を伴って
私の体の中でわんわんと響き続けている。これほどまでの現実味が、空気が、耳に入る
彼女の声の触感が、現実ではないというのだろうか。
私はただただ虚しくなって、ただただ際限なく涙がつうつうと流れていった。
134名無しの七森(歳納)
2024/07/09(火) 20:52:27.75135名無しの七森(東)
2024/07/09(火) 21:33:18.55 たまたま遭遇した結果変な動機だ
こんな国
こんな国
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