古代の西日本列島は弥生文化圏であった。
中心は邪馬台国であった。邪馬台国の人々の言語は古代の琉球語に近いとされており、
極論すれば、ヒミコは沖縄の人の言葉を使っていたともいえる。
奈良県の明日香一帯は、南方系遺跡の宝庫で、ヒミコの都も南方系の人々が作った都だった。
邪馬台国も南方系の人々が築いた連合国家だった。
邪馬台国がヒミコを頂点とするシャーマン国家であったように、現在の沖縄もまた、
霊的な信仰が根強い。琉球王朝の体制下にあっても、ノロと呼ばれる巫女が宗教儀式を仕切っていた。
一般に沖縄の霊能者として知られるユタや神々の言葉を託宣するカミンチュ(神人)は、
琉球の民間信仰、もっというなれば琉球人の民族宗教の中核をなしてきた。
本土の人間が考えている以上に、沖縄は霊的な伝統を守っているのだ。
彼らの思想の中核は森羅万象に神々が宿るアニミズムではある一方で、祖先崇拝も根強いものがある。
これは沖縄の人間にとって鉄則なのだ。
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