878: Trader@Live!:2015/02/08(日) 07:13:54.31
いくつもある相場へのアプローチの仕方を分類すると、次の3つに大別できます。
第1はシナリオを立てるもの。ファンダメンタルズから理論値を出したり、材料を分析するのを相場に入る動機づけとするものです。
なぜ買うのか、買われたかの説明に適しているので、マスメディアなどに出て解説する人たちは、すべてここに分類できます。
第2は過去の値動きを検証するもの。テクニカル分析です。どんなに複雑に思える価格の動きも、
過去の値動きを検証していくとパターン化され、未来の予測も可能となるという考え方です。少し気取れば、
「混沌のなかに秩序を模索する行為」とでもいいましょうか。
第3が値のつき方を見ることによって、相場の勢いや、方向を探るという方法す。これは頭で考えるのではなく、
体で覚えた感覚を信じるというもので、最も現場的です。
相場の勢いや方向を探るのに、値の付き方をもってするのは、現場にいる人間がだれしも無意識に行っていることで、
これによって「底堅い」とか、「やけに重い」などという
感覚が生まれてくるのです。とくに、市場の内側にいるマーケットメーカーは、
自分のこの感覚のみを頼りに値を建てているといっても過言ではありません。それができないディーラーは二流で終わるのです。
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Rock54ed.