「学童保育の人手不足」×「ニートの若者の就労支援」=ニートの若者に「放課後児童支援員」のトライアル研修:NPO法人 アフタースクール

1日3時間、20日間のトライアル研修

 これを機に、「アフタースクール」は千葉県内の地域若者サポートステーションと協力し、
ニートの若者が児童支援員を目指す中間就労の場を作りたいと考えた。
今年、「中央ろうきん若者応援ファンド」の助成を受け、若者を対象に20日間のトライアル研修を実施。
「1日3時間、宿題をみたり、遊び相手になることで、子どもと触れ合う楽しさを知ってもらう」というもので、
研修生には交通費込みで7万円を支給。

すでに研修を受けた7人の中には「働いた経験がなく、話し始めるのに5分もかかっていたが、
人と交流する楽しさを知って電話の応対もできるようになり、就職活動に前向きになった」男性や、
「高校を中退、ひきこもりも経験したが、来春から定時制高校に通う約束で、
ここで2年働いて放課後児童支援員を目指すことになった」男性もいる。
子どもと接する経験が、若者のコミュニケーション力や自己表現力を成長させるきっかけにもなっている。

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