長崎県警の男性巡査(20歳代)が今年2月、スマートフォン向けゲームに約30万円を使ったことを親に怒られるのが嫌で4日間失踪し、県警が巡査を本部長訓戒処分にしていたことがわかった。

 処分は11月24日付。

 県警監察課によると、巡査は県中央部の警察署に所属。2月2日の勤務中、ゲームで使った約30万円について、クレジットカード会社から支払いを求める督促状が届いたと、実家の母親から連絡を受けた。
これ以前にも十数万円を使い、親との間で「ゲームをやめる」と約束していたという。同日は早退し、自宅に「捜さないでください」との書き置きを残して、失踪した。

 書き置きに気付いた両親が、巡査が勤務する警察署に行方不明届を提出。山口県警が同月5日に、同県下関市内を車で走行中の巡査を見つけた。巡査は長崎県警に、「怒られるのが嫌で、お金が尽きるまで逃げようと思っていた」と話しているという。
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