[オランダによる植民地政策]

インドネシアは資源が豊かで、西欧人は 「エメラルドの首飾り」 と呼んでいた。

1602年、インドネシアを侵略、香辛料を独占し、以来、東インド会社を拠点に収奪を繰り返した。
面積にしてインドネシア60分の1の小国オランダが、その後、350年間もインドネシアを植民地にして搾取を続けた。

その政策は苛酷を極め、軍事力(暴力)を背景にインドネシア人の土地を次々に奪い
田畑を香辛料や砂糖・コーヒーの畑に代えさせプランテーション<奴隷農場>で作らせた。
インドネシア人の主食となる米はタイから輸入、他の農作物も作ることを許されず
オランダ人に逆らうと食糧が手に入らない仕組みを構築。 

多くの餓死者を出させながら、タダ同然で子供のころから
「オランダ人の優雅で快適な生活を支える奴隷」として使い続けたのです。

これら無法なオランダ支配に対しインドネシア人による独立闘争は何度となく起こされたが
すぐに制圧され、多くのインドネシア人たちが(女・子供に至るまで)見せしめの拷問や虐殺にあった。