「バンドン会議」とは、インドネシアのスカルノやインドのネルー、エジプトのナセルらが呼びかけて、
アジア・アフリカの29ヵ国が集まって開いたもので、戦後独立した国が殆どだった。

このため会議は独立の尊さをアピールする会合となり、大東亜戦争が称賛された会議でもあった。

これに参加した故加瀬俊一(初代国連大使)は

「この会議の主催者から、出席の案内が来た。
出てみると、アフリカからもアジア各国からも 『よく来てくれた』『日本のおかげだ』
と大歓迎を受けた。
日本があれだけの犠牲を払って戦わなかったら、我々は今もイギリスやフランス、オランダの植民地のままだった」

といわれたと後に講演している。 《諸君!2006/8月号》