そうそう。もはやここまで来ると仕切屋さんに関わる人は全て、怖いもの見たさ、だろうね。
人間誰しも、異形の世界を見たくなるものさ。見世物の世界。

仕切屋さんはどうしようもなく独りぼっちだけど、独りぼっちなのを認めたくない。
きっとどこかには、自分と同じ世界を見ている神が居ると信じている。
そうして。仕切屋さんの焦りと比例して、喜劇はその振り幅を増して繰り返される。