そうやってガイジを幻想の怪物として我らの世界から放逐するな
哀れな少女が逃避のために作り出した偽りの魔物なんかでは決してない
福音と共に生まれ、栄光に満ちた幼き頃、そしていつの間にか恐るべき破壊者と転じたあの少女はゆるゆりという世界に間違いなく存在する
存在の轍に幸福と安楽のみを残していた、それなのに今の彼女は常に不幸と苦痛と悲嘆が共にある
世界への生存それそのものが害悪とすら言える彼女は、まごうことなくゆるゆり世界に存在しているのだ
決して忘れるな、決して逃げるな