ｶﾗﾝ
綾乃「千歳…そうよ、私には千歳が居るじゃないの！」ｺﾞｿ
綾乃「…声だけでも…」ﾌﾟﾙﾙﾙ
『おかけになった電話番号は現在ー』
綾乃「……」
花子(組長…杉浦さんに池田姉妹のことまだ教えてなかったのかし？)ｺﾞｸ
綾乃「ふふ、おかしいでしょ花子ちゃん。何故か、私の周りにいる大切な人は…みんな私を置いてどこかへ行ってしまうのよ」
花子「お、おかしくないし。花子だって…」
綾乃「でも赤座さんからは誰も離れないのよ？…それどころかあんなに輝いて、現実を忘れたかのように幸せそう」ｸﾞﾋﾞ
花子「……」
綾乃「…今晩も、付き合ってくれるかしら」ｷﾞｭ
花子「はい、し」

船見(綾乃のヤツ、花子を手駒にでもする気か？まぁそうなったらなったで花子を切り捨てればいいんだけど…)