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 夏休み明けで学校が再開する九月一日に命を絶つ児童生徒の数が
突出して多いことを受けて、フリースクールなど各地の団体が、
子どもたちに「避難場所」や無料の相談窓口を提供する活動を始めている。
団体関係者は「学校だけが人生のすべてではない。苦しければ相談して」と呼び掛ける。

 内閣府が昨年、公表した自殺対策白書によると、
一九七二〜二〇一三年の十八歳以下の日別自殺者数は「九月一日」が
計百三十一人で、極端に多い。この前後も多く、青森市の中学二年の
女子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられるのは、二学期の始業式翌日の
二十五日だった。

 ほかに、春休み明けの四月上旬と大型連休後の五月中旬が多い。
白書では、学校再開で「大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる」と
分析している。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016083002000240.html