「ずっと一緒にいたかった」「家族の人生めちゃくちゃに」 小3息子亡くした母親、声震わせ… 八街児童5人死傷事故(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
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トラック運転手だった父親は、洗車後の「ピカピカ」のトラックを息子に見せるなど誇りを持って仕事を
していたが、事故後はトラックの運転ができなくなり、休職を余儀なくされた。母親はうつ病に近い状態になり、
仕事を辞めて今も車の運転ができない。

父親は「絶対に許せない。俺たちの前から消えてください」と時折、厳しい言葉を交えて非難。うつむく被告に
対し「どれだけ悪いことをしたのか分かっていない。何をしたのか考えてほしい」と語気を強めた。

母親は「高校や大学、結婚後の生活をずっと見届けたかった。いろいろな場所に行ったり、子どもの好きなものを
作ったり、平凡でよいからずっとずっと一緒に過ごしたかった」と声を震わせた。

「家族の人生をめちゃくちゃにされた」「(量刑が)何年になっても苦しみは消えない」と声を絞り出した母親。
被告に「どうか心から謝ってください。そしてこれからも忘れないでください」と求め、裁判長に「被告は
無期懲役や死刑になってもおかしくないぐらいの罪を犯した。家族のことを思い、刑を考えてほしいです」と訴えた。