※再放送
20xx年の大晦日 寒さ極まる地方のとあるラブホテルの一室で、危険な契が交わされそうとしていた。

ボイ「さ、横になって。長旅疲れたでしょう」
花子「う、うん…」
ボイ「はあ。花子ちゃん」

そういってボイは花子ちゃんを軽々抱きかかえ、自分の身体の上に横たえた。

ボイ「はあ花子ちゃん暖かい。日本の冬にロリは必須だな」
花子「き、きついし…。ボイ兄さん力強い…」
ボイ「んなこと言って。花子ちゃんも寒いくせに。もっとくっついてよ」
花子「ん、んん…」

部屋は暖房で温まってきた。今日購入した分厚い毛布を早速取り出し、二人でかぶる。

*** ***

ボイ「花子…ちゃん?」

あまりに急のことだった。まさか、こんな場所で親戚の少女に再開することになるなんて。

花子「ボイお兄さんだし! ひさしぶ…じゃなくていま大変なことになったし」
花子「お母さんとか撫子姉ちゃんも櫻子もたった今電車に乗って行っちゃったの…花子置いてかれたし」
ボイ「え、えぇ…。とりあえず後続で追いかけなきゃいけないね」
花子「指定券…花子切符買えるお金持ってないし…」ヒクッシク
ボイ「そ、そか。じゃあお兄さんお金出してあげるから、まずお母さん達に連絡しないと」

すぐに通話アプリを起動し、数少ない友達欄から素早く彼女のお母様を見つけ、電話をかけた。
勿論最初は疑われたが、テレビ通話に切り替え花子ちゃんとのツーショットを披露すると、強張っていた声に安堵の色が戻った。
満席の関係で3本あとの切符を購入。


ボイ「…新幹線乗ってどこか旅行?」
花子「村上のxxxちゃんのとこ。お兄さんこそ確か関東に住んでたはずだし」
ボイ「これ(トントン。電車撮りに来てたんだよ」
花子「撮り鉄ってやつだし」
ボイ「そうそう」