とある青年が「麦野沈利を殺してしまった」と交番に駆け込んだ。事の顛末を説明するも、婦警が全く相手にしないので、青年は凶器の対魔リボルバー拳銃【ボーダー】を机に出した。しかし、彼女に357マグナム弾を至近距離で6発放ったときに銃に付着した返り血が見当たらない。それを見て「夢でも見ていたんですよ」と笑う婦警の顔はいつの間にか麦野沈利に変わっていた。

「てめぇごときのクソガキにアタシを殺せるわけねぇだろチンカスゥ…
ぶ・ち・こ・ろ・し・か・く・て・いね❤」


青年は言葉にならない悲鳴をあげたあと藁にすがるように対魔リボルバーと共に交番を後にした。このあと
その青年がどうなったかは誰も知るよしもない