夜も更け、誰もいなくなった真っ暗な校舎で
生徒会室だけ明かりがついている
部屋の隅では仮眠用の布団が敷かれ、その中で
櫻子と綾乃と結衣がもぞもぞとお互いの体をまさぐっている
3人はすでに全裸になっていた

綾乃と結衣が櫻子の顔の上でキスをする
ツバを纏いぬらぬらと光る舌と舌が絡み合い
ネチュ・・ネチュ・・・といやらしい音を立てている

二人の唾液が混ざりあって顎と顎の間から太い糸を引きながら
ツツーッ・・・・とゆっくりと滴り落ちていくのを
櫻子は口を開き、恍惚の顔で受け止めている

「おいしい・・・すこし乾くとツーンと酸っぱいにおいで・・ねっとりしてて・・・あったかい」

櫻子はすっかり他人の唾の味の虜(とりこ)になっていた