モロヘイヤは、アオイ科のアフリカ北部からインド西部を原産地とする夏野菜です。柔らかい葉の部分を食用とし、実(さやとタネ)は毒性を持つので食べません。葉を刻み包丁で叩くと粘りがでるのが特徴で、栄養豊富な健康野菜と言われています。
アラビア語で「王様の野菜」という意味を持つほど栄養価が高く、薬で治せないほどの重病だった王様を治したエピソードが有名です。
また、夏野菜の代名詞的な存在でもあり、青菜類が少なくなりがちな夏場に夏バテ予防に役立つ栄養や成分を補給してくれる、頼れる食材でもあります。