NPOのスタッフや小学校の元教諭ら6人が、幼い男の子にわいせつな行為をしたなどとして
逮捕・起訴された事件で、このうち東京の小学校の元教諭に対し、横浜地方裁判所は
「犯行は教諭という職責に真っ向から反する卑劣なものだ」と指摘し、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

自然体験教室を開く東京のNPOのスタッフや、大学生、それに小学校の元教諭など6人が、
複数のグループを作るなどして男の子へのわいせつな行為を繰り返したり、動画を撮影したりしたとして、
逮捕・起訴され、このうち、東京・立川市の元小学校教諭の橋本顕被告(45)は、
強制わいせつや児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われました。

これまでの裁判で、橋本被告は、起訴された内容を一部否認し、検察は懲役4年を求刑していました。

19日、横浜地方裁判所の本間敏広裁判長は「犯行は教諭という職責に真っ向から反する卑劣なもので、
子どもたちの健全な成長を阻害した」などと指摘し、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170719/k10011064821000.html