就活から1年が経過した。あの時はもっと希望を持っていた気がする。自分が変われる数少ないチャンスとだと。
これまでのコンプレックスを全て消し去ってしまう成果を上げたかった。そのために解禁日のずっと前から努力していた。

 あれから色々あった。結論から言うと、今あるのはトラウマと僅かな希望。まったくもって就活が失敗したわけではない。
むしろその事実については肯定的である。早く働きたいという感覚が得られたのは、否定的な自分にとって良い結果になった。
しかしその過程が辛かった。今でもフラッシュバックする。詳しく書く元気は無い。
ただ、あれ以上続けていたら、精神は擦り切れてしただろう。何べん自殺しようと思ったか分からない。もう思い出したくない。

 というか、もう凄く長生きしなくて良いと思うようになった。死にたいわけじゃない。けど無理して長生きする必要も無いと思った。
両親の世代まで見届けたら、もう自由気ままになろう。たぶん10年前後。奨学金も丁度完済する頃。そこからはもう何もしなくて良い。でもやっぱ長生きする元気はない。
いざ死ぬとなったらそう思わないのかな。