中国政府はビットコインを始めとする仮想通貨に対する規制を強めており、すでに中国国内の取引所を閉鎖させている。
中国メディアの華爾街見聞はこのほど、世界各国の動きとは対照的に、日本はビットコインを歓迎する態度を示しており、
ビットコインの価格は日本と韓国のパフォーマンスによって決まると伝える記事を掲載した。

 ビットコインは値動きが激しく、一時は1ビットコインが200万円を超えるなど値上がりが続いている。
記事は、市場ではかつて、中国やロシアからの資金流入がビットコインの価格を押し上げているという見方があったと伝える一方、現在のビットコイン市場を動かしているのは主に日本人であると指摘した。

 続けて、日本ではハイレバレッジでビットコインへの投資を行う投資家が多く、それだけに価格は乱高下しやすいとする一方、
仮想通貨情報サイトCryptoCompareのデータを引用し、世界のビットコイン取引のうち約40%が日本円での取引であり、米ドルでの取引は全体の約30%にとどまると指摘。
さらに、ウォンによる取引は約8%であることからビットコイン取引全体の約半分を日韓両国が占めていると論じた。