女の子のわいせつな動画などをインターネット上で公開していたとして、医師で元大学教授の男が児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは、愛媛県東温市の医師で元長崎県立大学教授の立石憲彦容疑者(63)です。

 立石容疑者は去年1月、自らが運営する販売サイト「少女ヌード写真集」で、10歳前後の女の子のわいせつな動画をインターネット上で公開した疑いが持たれています。

 警察の調べに対し、立石容疑者は「サイトを運営したことは間違いないが、無修正の動画を公開したとは思っていない」などと容疑を否認しています。

 また、「小児性愛者の性犯罪を抑止する目的で、サイトを運営していた」と話しているということです。

 動画や画像は800円から1万円で販売しており、立石容疑者は「およそ2000万円を売り上げた」と供述しています。

 警察は、立石容疑者とともに販売サイトの運営に関わったとされる長崎県在住の49歳の男にも任意で話を聞いています。