http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1704/07/news119.html
気になるのは、どのようなビジネスモデルかということ。これはテレビ事業の“歯がゆいビジネスモデル”から着想を得たものだと藤田社長は話す。
藤田社長はテレビ朝日で2013年から番組審議委員を務め、同局の番組視聴率をずっと見てきた。「テレビ離れ」という話をよく聞くが、タイムシフト視聴を足すといまだに多くの視聴率があるのだという。
しかしタイムシフト視聴の場合、CMが早送りされてしまうことが多い。民放のテレビ局は、番組間に挟まれるCMのスポンサー収入によって視聴者に無料で番組を届ける仕組みのため、ここでビジネスモデルの崩壊が起こる。
それならば、オンデマンド配信は初めからユーザーに課金し、生放送は無料で視聴できる仕組みにしよう――という考え方を取り入れたのがAbemaTVだ。これはニコニコ生放送などで既に実践されているモデルでもある。