「貴方が落としたのは金のむみぃですか?それとも銀のむみぃ?あるいはこの通常のむみぃでしょうか?」
泉から現れた女神はそう問いかけてうっすらと微笑を浮かべている
美しいな、と思いもしたがその反面いくばくかの薄気味悪さも感じてしまう、そういった類の表情である

「ぼ、私が落としたのは通常のくる…」
「貴方が落としたのは金のむみぃですか?それとも銀のむみぃ?あるいはこの通常のむみぃでしょうか?」
「いえ、だから私が落としたのは通常のくるみ、常盤くる…」
「貴方が落としたのは金のむみぃですか? それとも銀のむみぃ?あるいはこの通常のむみぃでしょうか?」
「違います、むみぃじゃないです!僕が落としたのは…」
「正直な貴方には全てのむみぃを差し上げましょう、大事にしてあげて下さい」

そう言って女神はまた泉の底に消えて行った
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