タイトル通りである。
欧米は中国、アジアに抜かれ、今後は経済後進国へと没落して行く事となる。
EUの強権的な、やり方に辟易したイギリスが離脱・自立した事は全く悪い事では無い。
イギリスは金銭面、また、難民受け入れや、EUによる法令からの縛り等、
それ等による経済的・物理的な損失やダメージを受けていた為、離脱は間違った判断では無い。

だが、イギリスはEUにとって極めて大きな屋台骨・大柱の一本であった事は間違いない。
また、イギリスもEUという共同体に参画していたからこそ、法制による、
経済的・物理的互恵関係を築いていた事も事実である。
それらが無くなれば、経済面・物理的な面において当然、大きな影響が齎される事となるだろう。

話が長くなるので一気に省略するが、今回のイギリスのEU離脱でイギリスやEUが駄目になるのでは無く、
『殆どの人間が気付いていないが、完全に制度破たんしている欧米流社会・統治システム』が『遅かれ早かれ崩落・崩壊』していく中で、
今回のイギリスのEU離脱事案が発生した、というのが最も正しい表現である。

イギリスは人口こそ日本の丁度半分であるが、GDPは昨年時点では日本の3分の2、現在の為替状況で換算すれば半分程度になるが、
それでも、世界の経済の中ではそれなりに大きな役割を占めて来た国である。
イギリスは金融と高騰し続ける不動産投資が世界からの投資を呼び込み、経済成長の原動力となって来たが、
不動産バブルは完全に行き過ぎであり、今後は一気に冷え込む事となるだろう。

そうなれば当然、GDPは更に低下し、経済はより一層冷え込む事となる。
EUは当然であるが、主要貿易相手国であるアメリカもイギリス、EU双方から影響を受け、
その影響は計り知れない。

そして世界のマネーは欧米市場から引き上げられ、アジアへと向かう事となる。
欧米経済・社会の衰退と、アジア経済の躍進という対照的なコントラストがより鮮明化して行く事となるだろう。


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