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     「何処がチューゴ料理か」
エリザベスちゃんは胸を張ってこんなことを言いまし
た。
「わたくしチューゴ家のお料理をマスターしましたの
よ」
「そう思い込んでますのね、また」
フランソワーズちゃんが即座に突っ込みを入れました。
「よくわかりましたわ」
「違いましてよ、わたくしはお料理に目覚めましたの」
こうした時のエリザベスちゃんの常として平然として
言い返します。
「本当ですわよ」
「ではそのチューゴ料理見せてもらいますわ」
フランソワーズちゃんがこう言ってでした、皆はこの
日の放課後は。

エリザベス家にお邪魔しました、当然その中にはチュ
ーゴ君もいますが。
「いつもの展開だと思ってるある」
「やっぱりそうですのね」
「エリザベスある」
フランソワーズちゃんにこれが根拠だと言い切ります。
「タイガーマスクみたいな流血の事態にさえならなかっ
たらいいある」
「ううん、普通お料理でそれはないけれど」
「エリザベスだからな」
ニホンちゃんもアメリー君もエリザベスちゃんのお料理
を知っているからこそ確信しています、もう不安とかい
うレベルではありません。
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