>97, >98
はやぶさ2のリュウグウ滞在時に、
クリティカルになりそうな日付と、そのときの地球、リュウグウ、太陽の位置関係を図にしてみました
http://i.imgur.com/AHQw5Sk.png

図中の角度などの定義は→http://i.imgur.com/Uc3Vk1b.png

>98さんが書いているように、
地球・太陽・リュウグウが一直線にならぶ2018/12/11の合の時は、
地球との通信ができなくなり運用が一時お休みになるはずですが、
そのときにしかアプローチできない地点があるように自転の向きを設定するとおもしろそうですね
(まあ、運用チームの方々は真っ先にそういう条件を検討してそうですが。。。)

また、はやぶさ2の姿勢の条件はこちらの論文に記載がありました。
ATTITUDE CONTROL OF HAYABUSA2 BY SOLAR RADIATION PRESSURE IN ONE WHEEL CONTROL MODE
25th International Symposium on Space Flight Dynamics. 2015.

+Z軸(太陽電池、HGAのある方向)と太陽との角度を11°以内に保たなければならないようです。
(太陽光による熱入力の制約)
このため、はやぶさ2は基本的には太陽を背にしてリュウグウにアプローチするしかないようです

ちなみに上記の論文は、はやぶさ2のOWC(ソーラーセイルモード)の原理と実際の運用実績に関するものです。
RW-Zの加減速だけで姿勢を安定化する仕組みが書いてあります
想像以上に巧妙な仕掛けでした
BBR-MD5:1047b2a4de236e79bdc6973e07a02ffb(170)
BBS_COPIPE=Lv:0
PID: 45206
[0.102738 sec.]
Rock54ed.