つまり国交の当初から択捉・国後・色丹・歯舞の4島(歯舞は群島)は日本領と認定され、これはその後の諸条約に受け継がれて、1945年8月
15日の終戦後、ソ連軍に占領されるまで変わらなかったのである。

ちなみにソ連は1946年2月には北方4島をソ連の領土とする法律を採択、1947年には日本人島民(約1万7000名いた)を補償もなしに着の身着
のままで北海道に強制送還し、それまで皆無であったソ連国民を入植させて現在に至る。

国際法的には戦争後の占領がいまだに続いていることになる。こうした状態は平和条約によって、黒白をつけなければならないのである。
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