こういった表現に対する異論の声は当然、番組のホストである松本人志の耳にも届いている。
だが、その意見に耳を傾ける気はないようで、彼は<よく下ネタがこの番組はひどいって言いますけど、
僕はいっさい下ネタなんてないと思ってますからね、この番組に関しては。あれは下ネタではないですよ。
アートですよ。芸術をもうちょっと理解してもらわないと>(シーズン4エピソード1)と開き直った発言をしている。
 松本も『ドキュメンタル』の魅力として、やはり、<地上波ではない>ということを強調する。
シーズン3エピソード1では、<『ドキュメンタル』を見てない人に対する優越感の笑いっていうものもあると思うんですよ。
やっぱり地上波ではない、なんですかね、『我々だけが知っている』みたいな>と語っているが、クリエイティブの自由を与えられ、
地上波ではできない番組づくりをした結果が「行き過ぎたセクハラとパワハラによる笑い」というものだとすればあまりにも悲しい。
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