事故前対策「許されるレベル」 武黒元副社長が反論―福島原発株主訴訟・東京地裁(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021072001049&;g=soc
>武黒氏は事故前の対策について、「許されるレベルだと思っていた」と反論した。
(中略)
>長期評価については「専門家の異論が多いと聞いた」などと主張し、東電では事故前、中越沖地震で停止した柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働が優先課題だったと明かした。
>福島第1原発で敷地を越える津波に襲われれば、リスクがあると分かっていたと答えつつ、「事故が起きるとは思わなかった」と強調した。

「事故が起きるとは思わなかった」のかもしれませんが、「そんなことではダメですよね」という話だと思いますお
事故が起きれば国が吹き飛びかねないような発電施設の運営主体として、いまひとつ真剣さが感じられませんお
( ^ω^)

東電株主代表訴訟で裁判官が総がかり、武藤元副社長証言の不自然さを暴く 添田孝史(7月10日 Level7)
https://level7online.jp/2021/東電株主代表訴訟で裁判官が総がかり、武藤元副/
>丹下裁判官は、武藤氏が言う「社会通念」「普通」が具体的に何を指すのか、とても重大な証言を引き出した。
(中略)
>武藤氏は「法令上は今でも3mは有効だ」と述べた。
>それ以降高くなっていった津波想定の数値は、3.1mを覆すものでも、新たな具体的な危険でもなく、安全性の積み増しのための参考値程度であり、対応を法律で義務付けられるようなものではないというのだ[11]。
(中略)
>武藤氏は、事故45年前の科学水準にもとづく3mほどの津波想定で「社会通念上」「普通に」安全だ、と片付け、15.7m予測は「専門家の『意見』にすぎない」として、判断を2012年まで先送りした(推本の発表時からは10年も東電としては先延ばししたことになる)。

支援団オンライン集会「原発事故から10年 ここまで明らかになった真実」
https://www.youtube.com/watch?v=8AlfMQPGPfY

(17分44秒)
>耐震指針、耐震設計審査指針が2006年に改訂されたときに、こういう風に書いてあるわけです
(中略)
>ですから東京電力は、1万年から10万年に一回ぐらいしか起きないような津波でも大丈夫なようにしとかなきゃいけない、という義務があったわけです

(22分31秒)
>切迫性のある危険ではないから、先延ばししていいんだという風にずっと放っといたわけですね、そうすると、2011年に事故が起きてしまった
>東京電力の論理というのはとても不思議で、切迫性がないからすぐに備えなくてもよいっていう風に彼らは、今でも言ってるわけなんですけれども
>でもそれは、そうすると1万年から10万年に1回備えなきゃいけないというレベルには決して達してないんです
>そもそも切迫性のある災害にだけ備えなさいという風には、原子力規制の法律のどこにも書いてないのに、なぜか東電の人たちは、刑事でも民事でもいや切迫性はなかった切迫性はなかったって風に主張するんですね

福島原発告訴団|刑事裁判傍聴記:第33回公判(添田孝史)
「責任は現場にある」は本当なのか('18.11.4)
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/2018/11/33.html
>勝俣氏は、現場に任せていたから自分に責任は無いと一貫した姿勢で繰り返した。
(中略)
>東電の津波対応が遅れているという認識はあったことを認め、以下のように述べていた。
>「東電は日本最大の17基の原発を持つ。バックチェックで津波は少し遅れても、やむを得ないと考えていた」
>「よくわかりませんけれど、(バックチェックのスケジュールが)後ろに延びていった気がします」
>福島第一は安全なのか、最新の科学的知見に照らし合わせて点検する作業がバックチェックだ。それを完了しないまま、漫然と運転していることを知っていたのだ。
BBR-MD5:CoPiPe-a743bcf62277bba729f271096514e4b0(NEW)
BBS_COPIPE=Lv:0
PID: 91792
[0.237299 sec.]
This is Original