コールオブデューティーシリーズといえば2以降、一年に一本新作を発売するのが恒例となっている。
そしてFIFAなどのスポーツゲームと同様に毎年大きな人気を獲得してきた。
しかし、それはもしかしたら今後変わるのかもしれない。
というのも、アクティビジョンブリザードが社内の高レベルな水準でシリーズの基本的な開発方針を見直す議論をしている事が判明したのだ。

まず初めに断っておけば、これはマイクロソフトの買収とは全く関係はない。
内部の開発者達がより大胆な挑戦をし、それによって今作の魅力を高めたいと考えたうえでの話だ。
既にそうした意見は上層部に届けられているようで
彼らは開発地獄に陥り、個々の社員の負担が強いことに不満を表明すると同時に同社の他のIPにも取り組む機会を与えて欲しいと申し立てていた。
ただこうした意見が通るなら、ゲームパスにより多様なソフトが収録されるのは確実であり
フィル・スペンサーが買収に興奮していると発言した裏には、これが存在していた可能性はあるのかもしれない。

また、この問題は結局のところアサシンクリードのそれと同じものだと結論付けることも可能だ。
UBIもまたシリーズの人気が弱まってきたとき、それまでより間隔を空けて発売する方針に変更していた。
最新作のヴァルハラがシリーズ中過去二番目に大きな収益を得たと発表されている点を踏まえれば
この見直しは少なくとも現時点においては良い決断だったと見なす事もできるだろう。

しかし見直しがすぐに行われるかというとそうでもないらしい。
アクティビジョンは今年もコールオブデューティーの新作を発売するのは確実だと噂されているからだ。
22年版はインフィニティーウォード社が開発を進めているもので、ゾンビモードの等の代わりに
エスケープフロムタルコフ的な内容が収録されたモダンウォーフェア(2019)の続編になるとの話だ。
その他、この作品に関連した話題としてはフィル・スペンサーが先日、買収後も引き続きプレイステーションに同作を供給すると語っていたが、
これが具体的にどの作品について言及したものなのかは定かでない。

最後にアクティビジョンブリザード社の買収に対する反応にも触れておきたい。
社内では全体的に慎重になりながらも楽観的な考えが支配的なようで、殆どの社員が現・経営陣よりも
マイクロソフトの方が優秀だとの見方をしているようだ。
さらに開発に関しては過去の失敗から、今までより放任主義を強めてもらうことを熱望しているらしい。
もっとも一部の社員からは、ボビー・コティック社長が買収後も可能な限り現行社員を維持してもらう確約を得たとの説明をしたものの
今後、人員削減の対象になるのではないかとの危惧する声が上がっているようである。
https://wccftech.com/call-of-duty-might-ditch-yearly-schedule-eventually-activision-blizzard-employees-cautiously-optimistic-on-microsoft-deal/
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