それゆえ民主政には避けるべき両極端がある。民主政を貴族政または一人統治へと導く不平等の精神、そして、民主政を一人による専制政治へと導く極端な平等の精神である。というのは、一人による専制政治はついには征服となるから。

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法の精神第8編第2章民主政の原理の腐敗について
岩波文庫法の精神(上)p.225
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