様々な方面で物議を醸している安倍晋三元首相による統一教会フロント団体UPFイベントへのリモート登壇。その舞台裏をUPF⁻Japanの梶栗正義会長(国際勝共連合会長)が信者へ赤裸々に語っていたことが判った。

 本紙で報じた通り、この統一教会(天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)系イベントに事前収録した映像でリモート登壇したのが安倍晋三元首相だ。
都内の某スタジオで撮影が行われたのは9月上旬。今回本紙は、そこに至るまでの経緯や撮影時のエピソードに関する梶栗会長の発言内容を独占入手した。

 UPF会長はさらに安倍元首相の驚くべき発言内容を明かした。
「何が申し上げたいのかというと、世の中一般が関心を持つこと以上に、私たちに反対する人たちはどういう種類の人たちか今回明確になったんです。これを見た時に、
では係るご本人(安倍晋三元首相)がどう思うかという話なんです。(安倍元首相に)『こんな風に雑誌に載って取り沙汰されるんだったら、やらなかった方が良かったかなと思うのか』と言ったら、
『いやこんな風にとんでもない考え方を持っている人たちがこれを批判しているのであって、誰が敵で誰が味方かということが明確になった』『皆さんは私たちの味方であるということが寧ろ明らかになったんですよ』と」
 梶栗会長の話が事実だとすると安倍晋三元首相にとっては統一教会が味方であり、『FRIDAY』や『週刊ポスト』『実話BUNKA超タブー』等は敵と見做しているということらしい。

(中略)

撮影当日の安倍元首相の様子を熱弁を振るいながら描写する梶栗氏。

「何はともあれ撮影ができて、皆さん、語られた内容を覚えてますか?ホントに立派な内容を語られたんですよ。そこで言わんとされているのは『本当に私が日本の再建のために信頼して一緒にできる団体はどこか』と、こういう角度から私たちに対する信頼を深めて来たと。
だって座ってね、なぜ自分が次なる自民党総裁にこの人を推しているのかということを興奮して喋り続けるんですよ。
撮影が終わって『ああ終わったな』と言ってソファに座って『じゃ談話だ』と言っていろいろ喋りだす。いろんなことを話したかったんだけど、1人で喋ってんの、興奮して。
今の日本の自民党、日本の国がどれだけリベラル化しているか、どれだけ深刻な状況か、党内からもう一回改めなくてはいけないし日本の国民に知らしめなければいけない。
深刻な総裁選であり深刻な総選挙になっていく。という時に明確な家庭観と明確な安全保障観、世界平和というものを作るに当たって信頼を置くことができるところはどこかと。
ベラベラベラベラ、思いのたけを喋っているんです。この信頼関係がいったいどうやってできてきたのか。一朝一夕の話ではないんです」

(中略)

 梶栗会長は、2012年衆院選から2019年参院選にかけての国政選挙における教団サイドと自民党安倍政権との取引を仄めかす。
「この8年弱の政権下によって6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものもちゃんと(安倍晋三)本人が記憶していた。こういう背景がございました」
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