北から攻めて来るときが、この世の終り始めなり、
天にお日様一つでないぞ、二つ三つ四つ出て来たら、この世の終りと思へかし、
この世の終りは神国の始めと思へ臣民よ、神々様にも知らすぞよ。

月は赤くなるぞ、日は黒くなるぞ、空はちの色となるぞ、
流れもちぢゃ、人民四つん這ひやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのであるぞ。

宵の明星が東へ廻ってゐたら、愈々だぞ。天の異変気付けと、くどう申してあろがな。

天の異変気付と申してあろが冬の次が春とは限らんと申してあろが。夏雪降ることもあるのざぞ。
人民の邪気が凝りて、天にも地にも、わけの判らん虫わくぞ。

空に変りたこと現はれたならば地に変りたことがあると心得よ、いよいよとなりて来てゐるのざぞ。

てんのゐへん気つけて居れよ。神くどう気つけて置くぞ。神世近づいたぞ。

八のつく日に気つけて呉れよ、だんだん近づいたから、辛酉はよき日、よき年ぞ。
冬に桜咲いたら気つけて呉れよ。

冬の先春とばかりは限らんと申してあること忘れるなよ。用意せよ、冬に桜咲くぞ。

世界の片端、浜辺からいよいよが起って来たぞ、夜明け近づいたぞ。

世界の片八四浜辺からいよいよが始まると知らしてあること近うなりたぞ、
くどい様なれどさっぱりと洗濯してくれよ。

この世始ってないことが出てくるのぢゃ、世界の片はし八まべからぞ。
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