（飛行中）
「良い天気だなぁ」『だねー♪ポン様』
「お、あれってさぁ盗賊か？」『あ！ホントだ！助けないと』「ん？なんで無関係の俺が、助けないといけないんだ？」『え、、だって、死んでしますよ助けないと、』
「魔力の色、どっちも黒だぞ？」『で、でも、』
「それに、商人が冒険者でもケチったからだろ？自業自得だってw」
『あぁ、ポン様は。なんとも思わないんですか、』「なんで？」『じゃ、ボクは何もしませんから一緒に見守って下さい』「ん〜急いでもないし、もう少し近くでみてみるか」
「おお！盗賊レベル36だね〜こりゃ、商人さんは全滅かなぁ」「あららあ〜やっぱ全滅w」『ポン様！何も思わないのですか！！』「？え？俺関係ないじゃんw」「つーか、両方とも黒だろ？誰かに迷惑かけちゃうからさぁ、魔力も魂も黒なんだろねえー」
「それに、この世界には盗賊女神がいるだろ？そいつが作った世界だしなぁ、文句なら盗賊女神に聞いてみるか？」
［5次元］［女神召喚］
「なぁ、盗賊女神さん、さっきぶり〜」「ま、またポン様、ですか！えと、何か御用ですか」「何？用があるから召喚したんだろが、そんぐらい察してくれよなぁ」『あの、女神様、今ですね盗賊と商人が争いまして、死者も10人以上います。女神様はこんな世界が創りたかったのですか？』「ま！まさか！私は争いは好きではありません！しかし、人々は争い、国を作り、魔王とも争い、、」「私は、、どこで間違えてしまったのでしょうか、争いは憎しみを生み、また争いが起こる」「私は女神ですが、世界に干渉が出来ないのです、、、」
「ふーん、じゃあさ盗賊女神はこの世界が、嫌いなのか？」「そんな事ある訳ないじゃないですか！この世界を愛しているから、創りあげたのです！！」
「で、このクソッタレな世界で、異世界から一方通行で魂を奪ってきたりと？悪行で、何とかなると思ったのかい？」「う。この世界が良い方向に向かえるようにと、、」「なぁ、盗賊女神さんよぉ、お前の腐った目で見えてるか？目の前にある死体と、さっき逃げた盗賊の遺伝子がさぁ」「あの、私のスキルでも人間としか、、、」「混じってんだよ」「え？何がですか？」
「だから、異世界人の血だよ、かなり薄いがな、混血なんだよ、ほぼこの世界の住人がな」
「そ、そ、、そんな、、」「お前さぁ、俺のいた世界以外からも、魂を盗んできただろ？魔物もさぁ、異世界の混血だぞ」「お、知ってました〜って魔力の色が変化したぞ、まぁ良いよ俺には、大した問題でもないしな」「じゃ、消えろ盗賊女神［5次元解除］」「アル、どうだった！盗賊女神の言い訳は？」『ボクも、ボクもですか？』「ああ、アルは俺と同じだな、混じりのない純粋な色の魂だな」
『そ、そんな女神様は。そんな酷いことを』「さっき盗賊女神が言ってたろ？良い方向に、良い世界にしたいってさ」「やり方が強引で、合理的じゃないってことだよ」「アル？どうする、これで俺と一緒に居る必要があるかい？どうやら、俺は人間性に欠けた本当のポンコツだぞ」『ボクは、ボクの意思でポン様について行きます』
「そか、王都では多分スゲー事するから、アルにパッシブスキル［超多重防壁］うーん、1億枚くらいで、大丈夫かな？」『ふ？ふぇ〜』
「よしっと、［心眼］でここからも王都も王もみえるけど、話し合いでもしてみっか」
［瞬間移動］
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