(修行、最後の日)
「うん、大体スキルの統合が完了したな」『ポン様♪、ボクも魔法はほとんどマスターしたよ〜♪』
「そか、なんかさ盗賊女神が死んだ魚の目になってんな」『だいたい1年ぐらい♪かなぁ、ボク達は睡眠も食事も要らないもんね〜』「あの、ポン様、アル様、、修行は終わりですか?」「あぁまあな、似たようなスキルを、よこしたお前のセイだろ!1カ月は瞑想でスキルを統合したんだ、めんどくさかったよ!」「うっ、で、!でも!ポン様も悪いですよ!ほぼ全ての人間らしい[欲望]を捨てたんですよ!
おまけに、喜怒哀楽まで捨てるなんて言ってきたから、さすがにそれはダメですよ!」「どうしてさ?」「人間じゃなくなり、魔王になってしまいます!」「へー知らなんだ、この世界に魔王なんているの?」「はい、7大魔王がいます」「ん?それって7つの大罪と関係あるのか?」「は、、はい、元は、人間でしたけど、、」「まぁ、予想はつくよ、欲望のままに、人間を捨てたんじゃねーの?」「ごもっともです、、、」「盗賊女神は止められない理由でもあるのか?」「す!不甲斐ないのですが、私のせいなんです。」「なるほど、転生者だろ?で、勘違いして、俺様ツエーとかな、」「まぁ、悪人だろから成敗するさ、でさ」「はい、??」「まだ、喜怒哀楽あるだろ俺に、喜び、怒り、楽しみ。これは要らないから魔力にしてくれ、哀しみだけあれば良い」「え!本当ですか?」「何?驚く事?俺には、要らないんだよ、いいからさっさとやれ!」「は、はぃ、、」「喜びは自己満足の一種だし、怒ると疲れる、楽しい事なんてこの世界にあるのか?」「う、うぐぐ、わ、分かりました、、ポン様がそう言うのなら」
「お、ふーん、魔力の最大が増えたし、魔力の色が金色ね。」『凄い〜♪ポン様♪』「本当に喜びとか、無くってんな。悪いなアル褒めてくれてんだろ?もう、わかんねーわ」
「じゃ。アル、俺のスキル[分離]が出来るから、アルの好きなように行きてくれ。ほい、[分離]」
『わわ!ポン様、ボク女の子の姿だよ!』
「ああ、黒髪黒目のポニーテール、アルコちゃんの姿だな、魔法で姿は変えられるだろ、好きにしたら
いいさ。」
『ポン様、ボクは、、ポン様と一緒に!ずっと一緒にいます!捨てないで下さい!!」
「ん?構わないよ、アルの好きにして、俺はとりあえずっと、[異空間解除]」
「よし、とりあえず魔王とやらに、会いに行く前にギルドの図書でも、あさってみるか」『ポン様♪お供します♪」「いいよ、あれ?盗賊女神は?ああ、いきなり[異空間解除]したから、天界とやらか?まぁ、俺には関係無いな」
『ポン様、ボクは人間じゃないけど、人間らしくしたいと思います。』「うん?そう、止めないしさ、さっきも言った通り好きにしていいよ」『ボクは、ポン様を、人間らしい、、感情を戻したいよ』
「そっか?じゃ、またよろしくな。」
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