>>444抜粋

「アイドルグループの演出家としては日本で1、2を争うレベル」

 渦中のSEIGO氏とは一体どんな人物なのか。取材を進めると優秀な演出家としての顔とは違う、“もう1つの顔”が浮かび上がってきた――。

 SEIGO氏は、1990年代から演出家、振付師としての活動をはじめ、初期はジャニーズ関連の仕事を多く引き受けていた。
その後独立し、乃木坂46だけでなくAKB48、NMB48、HKT48、=LOVEなど多くのアイドルグループで演出を担当している。
秋元康氏の信頼もあつく、実力は折り紙つきだという。

今回は乃木坂の現役メンバーから“告発”された形だが、アイドルの中にもSEIGO氏を慕う人が少なくないという。

「例えば、AKB48やHKT48時代の指原莉乃さんは『やっぱり演出はSEIGOさんじゃないと』と周囲に公言するほどでした。
HKTとの関わりは特に強くて、SEIGOさんに弟子入りして演出家を目指している元メンバーもいます。

 2020年にHKTの運営会社が『AKS』から『Mercury』に移った際に、SEIGO氏も一度外されたこともあるのですが、現場から『戻してほしい』という意見が出て呼び戻されています。
グループアイドルにとって、SEIGOさんは替えがきかない存在なんです」(同前)

「『死ね』『殺す』という怒声は珍しくない」

 しかし本当にメンバーに慕われていれば“告発”などという事態は起きようがない。
案の定、こんな話も漏れ聞こえてくる。

「スタッフには優しい印象ですが、パフォーマンスのことになるとね……」

 SEIGO氏と一緒に仕事をしたこともあるという別の48グループ関係者が声を潜める。

「SEIGOさんがアイドルに厳しいのは今に始まったことではないんです。怒ると言葉遣いが荒くなって、レッスンやリハーサルで『死ね』『殺す』という怒声が飛び交うことも珍しくありません。
スタッフやベテランは慣れていても、若いメンバーがショックを受けて泣いてしまうことも何度もありました。
メンバーのパフォーマンスを高めるためにやっているのだとは思いますが、正直ヒヤヒヤします」

https://bunshun.jp/articles/-/63082?page=2


「『死ね』『殺す』は常套句、事故にあった掛橋沙耶香(20)についても…」乃木坂46・早川聖来(22)が踏み切った演出家・SEIGO氏への“生放送告発”の裏側

「文春オンライン」特集班


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