ソニーが第3四半期決算でPS5が5000万台の大台を突破したことを発表した。
このハードは現在累計5480万台、10〜12月には前年同時期の710万台を上回る840万台を
売り上げたのである。

しかしそれでも同社の状況は芳しくない。
というのも、今期中2500万台を販売するという目標は達成できそうもないからだ。
結果、彼らは目標を2100万台に引き下げ、通期での売上高も5%下方修正してしまった。

さらにソニーは来期中(24年4月から25年3月)に
主要シリーズの新作を発売する予定はないとも明らかにしている。
だが、これは状況を考えればやむを得ないことだろう。

ノーティードッグはラストオブアスオンラインの開発を中止し、
今は新たな企画を進めているようだが完成にはまだ時間がかかる。
ゲリラゲームズも新作はまだ先の話だろう。
サンタモニカスタジオやインソムニアックゲームズも自社ソフトを発売したばかりであり、
ポリフォニーデジタルはグランツーリスモ7のアップデートに忙しい日々を送っている。
ゴーストオブ対馬のサッカーパンチがあるいはと思わせるものもあるが、まだ準備が整っていないとしても不自然ではない。

もっともソニーは既存のシリーズの新作が発売されないと告知しているだけで
新作を出す予定はないと言っているわけではないという点に希望は持てるかもしれない。
何らかのソフトを発売する可能性は大いにあるだろう。
具体的に言えばヘブン社のフェアゲームやファイアーウォークのコンコードがその候補に名を連ねているはずだ。

その他、気掛かりな情報としては今後の見通しというのが挙げられる。
同社はどうも現行機のサイクルが後半に入ったと認識しているようで
来期のプレイステーション5の販売台数は減少すると予測しているようだ。
またプレイステーション4も生産コストを削減する余地が殆どないと述べており
今後、このハードの単価を大幅な値下げする可能性は低いように思われる。
https://wccftech.com/ps5-sales-fall-short-of-estimates-sony-confirms-no-major-franchise-release-in-next-fiscal-year/
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