美しくてスタイルが良くて優しくて、ホントに女神とか天使の様に魅力的な人は結構いるね。
(女性側から見たら「白馬の王子様」?)

私たちはそういう「神懸かり的に魅力的な人」から癒されたいんだ。
抱きつきたい!キスしたい!セックスしたい!カラダをまさぐりたい!においを嗅ぎたい!舐めたい!吸いたい!
その人を「より強く感じたい」んだよね。それは"寂しい"からだ。
完全なる美しさ(カッコよさ)を持つその人と身も心も繋がって一つになりたい。自分の空虚さを満たして欲しい!

…でも残念ながら、あまりにも強いその欲求(性欲)をこの地球という世界の中で完全に満たすことは不可能だと思う。

人間は女神じゃない。白馬の王子様じゃない。
汗かいたら臭くなるし、オナラだって臭いし、基本的に自分のことしか考えてないし、たまには「クソがっ!!」ってキレて物に八つ当たりするし、、、そういう「ありのままの人間としての姿」を自分にも相手にも許していけるのが人間の本当の幸せに繋がる道だと、私は思う。

「相手へ求めていくことによって得られる幸せ」は永遠ではないが、「自分で自分を愛することによって得られる幸せ」は永遠だ。その幸せには限界がない。
自分を愛せる様になれば「愛して欲しい!」と相手に求める必要が無くなり、相手のことを本当に愛せる様になり、周りからもドンドン愛されていく。
それが本当の幸せだ。人間の生きる目的だ。