単調に続く雨音、雨に濡れた土やコンクリートの匂い、どことなく感じる雨の気配のようなもの・・・
晴れた日とは異なるこれらの情報を、大人はほとんど意識せずに「無視する」ことができます。
ところが発達障害のお子さんは、周囲の情報の取捨選択が苦手。
勝手に五感に飛び込んでくる情報を無視できず、全てを受け取ってしまうことがあります。
そのため、雨音がとても大きく聞こえて人の話を聞き取りづらかったり、匂いが気になってイライラしたり、といった状態が起こりやすいのです。