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ダウン症専門クリニックを開業されている医師の飯沼先生が書かれた本です。2019年5月に出版されており、割と新しい本です。長年にわたりダウン症の診察や支援をされてきた先生の経験をもとに、ダウン症の本質について解説されています。その本の中で、ダウン症児が『カリメロの口』をするときは”絶好調”のときであることが解説されています。
上唇が微妙に突き出され、真ん中の部位がとがっているのです。これをカリメロの口と言って親御さんに説明します。このとき頭脳は絶好調な状態で、体験し感知したもろもろな情報は、鮮明な記憶となり、蓄えられます。
つまり、ダウン症児が「カリメロの口」を見せるときは、脳の情報処理が絶好調のときであり、感じたこと経験したことが記憶に残りやすい状態のときである、といえます。