狩猟免許は、狩猟を行うために必要な国家資格で、猟法の種類に応じて、次のような種類があります。
第一種銃猟免許:散弾銃やライフル銃を使用する猟法に必要
第二種銃猟免許:空気銃を使用する猟法に必要
わな猟免許:わなを使用する猟法に必要
網猟免許:網を使用する猟法に必要
狩猟免許の取得には、次の試験に合格する必要があります。
知識試験:三者択一の問題で、70%以上の得点が必要
適性試験:全ての項目について基準を満たす必要がある
技能試験:70%以上の得点が必要
狩猟免許の取得にかかる費用は約2~3万円です。受験の申込みや、試験に関する日時や場所、申請書類等の詳細については、お住まいの都道府県の担当部署までお問い合わせください。
狩猟免許を取得しても、実際に狩猟を行うには、狩猟をしたい場所の都道府県知事に「狩猟者登録」の申請をする必要があります。また、銃猟を行うには、別途銃刀法に基づく所持許可が必要です。

精神疾患にかかっている場合は、狩猟免許の取得ができない場合があります。狩猟免許の取得には、狩猟を適正に行うことに支障を及ぼすおそれがある病気にかかっていないことを示す医師の診断書が必要となります。
狩猟免許の取得ができない精神疾患には、次のようなものがあります。統合失調症、うつ病、 てんかん(軽微なものを除く。
また、狩猟免許の取得ができないその他の理由には、次のようなものがあります。
知的障害
麻薬、大麻、あへん、覚せい剤の中毒者
自分の行為の是非を判別して行動する能力が欠如している者
狩猟免許を取り消され、その後3年間を経過していない者
20歳に満たない者(試験日に20歳に達する者は可)
受験しようとする各都道府県に住所を有しない者


自分の行為の是非を判別して行動する能力が欠如している者🤔