>>102
パース、というか透視図法は理屈では無敵っすけど自然に見える画角だと消失点がえらく遠くになってしまうのでイラストやマンガでは実用的じゃないんすよね。
むかし大友克洋先生のアシさんと話したときに、
"AKIRAのビル群や道路、構造物のパースは大友先生がフリーハンドでササーっと外形を引いてガイドをチョンチョンと付けた下書きをアシさん達が定規で清書していくとアレになる"
と言っててビックリしたことがあるっす。

まあ、アシさん達もとんでもなく絵が上手いから出来ることだったのでしょうし、酒入ってたからハナシ盛ってたと思いますが、描きたいもののイメージがあれば感覚で構成してもなんとかなる
(ただし世界最強に絵が上手い漫画家の場合)
という…なんの教訓にも参考にもならないっすな、これは。

ちなみに、複数のアシがいたのはAKIRA連載中くらいで、基本はアシ一人で描かれてたと思うっす。