>>30
もう隠居したけど、某各即売会では壁かお誕生日席が定位置だったウチから
アドバイス。
デフォルメする前に、実際の人間の骨格や身体の作りを改めて勉強し直すと、
劇的に自分の絵柄が変わる、または修正してその絵柄を向上させる事が出来るよん。
例えば、目と耳の位置の関係。
普通の人間は、目を閉じた縁の先に耳の付け根がある。
真正面から見ての正面画を描く場合、大体両目の幅の2/3の位置に耳がある。
手の大きさは、大体成人で顎から髪の生え際ほどで、子供を描く時はそれよりも小さく。ファンタジー系の老人魔女などを描く時はそれよりも少し長く細く。
ウチが描き初めた頃は、こんな感じで身体の全箇所を数値化して描いていた。
文系の人間だけど、好きな事だったから簡単な数値化(主に分数)にしてた。
凄い漫画家だと、イラストの横に同じ骨格図もすぐに描ける人も居たけどねw
ウチにはそこまでの才能は無かったから・・・。

ただし、この方法では必ずぶつかる大きな壁もある。
極度に数値化し過ぎると、イラストに動きが無くなってしまう。
一品物なら大目に見れるが漫画を描く場合、全コマが静止画の様になってしまって動きのある漫画にならない。
だから描いた絵の身体部分に不自然に感じる時に、部分的に修正を加えたい時だけに数値化修正をオススメする。
でも難しいのは、実際の身体と理想的なデフォルメする身体との数値差。
こればかりは、個人差があるから自分で見付けるしかない。
胸から上の画では、簡単な数値化で何とかなるけど。

好きなイラストレーター・漫画家が居るのなら、その人のデフォルメ数値を
調べてみて、マネをして練習描きするのも大きな近道になるよ。
それをそのまま商売にしたら、件問題画家になってしまうがw

あと、ウチの経験談。
書店に『漫画家になろう!』とか『イラストの為のデッサン写真集』みたいのが
売っていて30冊以上買ったけど、ほとんど参考にならなかった。個人的に。

では、頑張れ!未来の絵師!
ここの住人じゃ無いから、次にいつ来るか分からないけど、応援してるぞ。