Tumlrを見ていたら、イラストレーターのKENTOOの絵が出てきてそこからJBSTYLEへとつながっていったのですが、両者の絵を眺めていたら僕は気が付きました。
それは、絵の中にいろいろ描きこんであるにもかかわらず、無駄な線が全くないこと。
仮に陰影の線を1本取り外したとしたら、この陰影のバランスはおかしくなるだろうという予想がつくくらい陰影の形にその線がハマっている。
それだけ線の1本1本が仕事をしている感が伝わってきました。

多分、絵の完成度というのは、そういう無駄のなさなのだろうと考えるわけです。

ならば、僕の絵の完成度をあげるにも無駄な線をなくせばよいと逆説的に考えます。
例えば、>>403の絵で考えると、輪郭線は必要なので無視して、中間色とか陰影の線、シートのレザーの質感、フォークに描いた陰影、クランクケースカバーのミミズ影…
みたいな線の無駄をなくせば、絵のクオリティは上がる。

陰影を無駄のない線にするには…

いろいろと考えてはみたけれど、結局はしっかりとした線が確実に引けること、>>338であげたタッチの練習を続けろということに帰結してしまいました…