>>527
エラソーなこと言ってるかも知れません。まとはずれなら嗤って無視してください:

手練の業物。何百も描き慣れてて、完成されたスキのない絵。
というのが第一印象。

言い換えると、いろんなパーツが記号化されて完成されてて、ああ、この人は睫毛も鼻も八重歯もヘソも、飾りのリボン(?)も、きっといつもこういう光線でこういう記号として描く安定した作風の人なんだろうな、という想像ができます。

睫毛も鼻も八重歯も、本物はこうは見えないはずですが、作品としては画面にお行儀良く収まっています。
それはそれらの部品が、それ自体ではなく、記号としてステッカーのように描かれて、貼り付けたように配置されているから。
記号は解りやすいです。伝わりやすい。けど、これが作品全体の価値を薄めてしまって手を掛けた1枚、ではなく、量産品のうちの1枚、のような軽い印象を醸してるのでは、と。