>>406
クロッキー目的ならオススメです。鉛筆の使い方や柔らかさの解説からはじまり、ウォーミングアップ、10秒〜1分クロッキー(ジェスドロ)や、10分クロッキーや20分クロッキーまで。紙のクロッキーもあるしデジタルクロッキーもあって、それぞれの制限時間によってどこを省略してどこを描くか…などの解説がされます。

講座で教えてくれるのは線クロッキー、輪郭クロッキー、面クロッキーの3つがメイン。
線クロッキーはジェスドロも含む10秒〜10分くらいのクロッキー。輪郭クロッキーはひらすら対象を見て手元を一切見ないで描く観察に主眼を置いたクロッキー。面クロッキーは明暗の付け方を養うために行う線を描かないクロッキー。透視遠近法と図形化も扱うってカリキュラムには描いてるけどサラッとしかやらなかったので注意です。

hideさんの話が話題になってるけど、Markさんのクロッキー講座もかなり地味というか基礎力を上げるための地道なトレーニングの講座だから華やかさはないです。けど色んな講師が口を揃えてクロッキーは大事って言ってるし、でもそのやり方までは解説してくれなかったりするじゃないですか。クロッキー大事なんだなーやらないとなーでもやり方わからんって言う人にオススメしたいです。

注意点として講座ページにある多くの作品は講師が今まで描いてきた作品の例で、実際に同じものを描くのはごく一部でした。例えば11章のバレリーナとかは一緒に描いたけど、基本的にはサムネにある作品とは別のものを練習させられると思った方が良いです。

残念なのが講座の時間が12時間と29分って少し短いんですよね。検収前だったら安かったんですが今の値段で単体で買うのは勿体ないような気がするのでパッケージ販売の時などにまとめて買うのが良いのでは。

これで質問の答えになっているでしょうか。