で、最近流行り始めている方法として、DNS用サービスの共有IPアドレスを
通常のIPアドレス(そのサーバに固有のもの)とは別に用意し、
そのIPアドレスを複数のDNSサーバに与えてそれらで共有する、というやり方です。

つまり、「DNSサービス用共通IPアドレス」を別に用意して、
/etc/resolv.conf ではそれを指定するようにする、ということになります。

こうしておくことで、

・通常時には同じIPアドレスを持つ複数のDNSサーバに負荷が分散され、負荷軽減が可能。
(設定次第でもう1台をスタンバイにしておくこともできるけど、分散させるほうがより効率的でしょう)
・1台のサーバがダウンしても、別のDNSサーバでDNSサービスを継続できる。

という状況が実現できるわけです。

現在のcobraサーバの負荷状況を見ると、dnscache+BBQでも負荷的には
まだかなり余裕がありそうなので(メモリディスクがうまく効いている模様)、
もう1台のcobra(cobra2245)をdnscache2に仕立てて、
この仕組みを使ってDNSサービス用のIPアドレスを共有し、
それを各マシンから/etc/resolv.confで参照させることで、robustnessを向上させることが
できるんではないか、といったことを考えています。