root▲★は 高校を卒業すると「復帰屋」になった それは 純粋に正義感からの動機であったし

心の底から 快適に2ちゃんねるを使ってほしいと 思ったからであった…………

だが あこがれの復帰屋になってまもなく root▲★はこの仕事の大いなる矛盾に気付き始めた

復帰屋は『しょっちゅう落ちるVIPを復帰させる』…… しかし 同時にその

手間をかけて奉仕しているはずのVIPPERが 懲りずに祭りやスクリプトで鯖に負担をかける

守るべきVIPPERとは 同時に頭の悪い 手間のかかる厨房でもあるのだ

彼らは恩知らずで 要求がましく『運営は何をやってる!』と無責任に批判し 悪口を叩く

復帰屋たちが クソにも劣るVIPを 手間をかけて復帰させても

2ちゃんねるを利用するVIPPERたちは 負担をかけて その板を 簡単に落としてしまう

やがて root▲★は この『矛盾』に学び始めた───