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慰安婦決議 欧州での連鎖反応が心配だ(12月15日付・読売社説)

(抜粋)
 日本の信用を貶(おとし)めるような決議がこれ以上広がらないよう、政府は各国政府に強く働きかけ
るべきである。
 いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる対日批判決議が、欧州議会で採択された。旧日本軍が、アジアの
女性たちを強制的に「性的奴隷」にしたとして、日本政府に謝罪を求めている。

 ヨーロッパでは、ほとんど問題とされていないが、第2次大戦中、ドイツ軍も東ヨーロッパなどの占領地に、
500か所以上の“慰安所”を持っていた。
 「ナチスがユダヤ人の女性を兵士用の売春婦として連行した」とローマ法王に報告したカトリック関係者
の文書をはじめ、いくつもの文書が残されている。

 慰安婦をめぐる対日批判決議を推進した欧州議会の緑の党には、ドイツ選出の議員も多い。自らの国
の問題には口をつぐむつもりなのだろうか。

 日本が繰り返し批判される背景には、1993年の河野官房長官談話がある。日本の官憲が組織的、
強制的に女性を慰安婦にしたかのような記述があった。

 そうした事実を裏づける資料はなく、「強制連行」を認めるよう迫る韓国側の圧力をかわすためだったこと
を、石原信雄元官房副長官らが証言している。

 国際社会の誤解の根元である河野談話を見直していくことも必要だろう。
(全文はソースで)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20071214ig91.htm

>国際社会の誤解の根元である河野談話を見直していくことも必要だろう。
>国際社会の誤解の根元である河野談話を見直していくことも必要だろう。