もうすこしわかりやすくするために、上記を絵的に説明してみます。
シンプルにこんな絵を描いてみました。同一ネットワークに2台だけつながっている状態。
┬──┬
■ ■
m1 m2 … 名前
IP1 IP2 … IPアドレス
MAC1 MAC2 … MACアドレス
このような形で、同一サブネット上に2台のマシンm1とm2があったとします。
この場合m1からm2にデータを送る際には、
送信元IPアドレス: IP1
送信先IPアドレス: IP2
という「IP荷札」を持つデータがまず作られ、それがm1の*ネットワークカード*によって、
送信元MACアドレス: MAC1
送信先MACアドレス: MAC2
送信元IPアドレス: IP1
送信先IPアドレス: IP2
という形に物理的に加工されて(荷札の上にもう1枚「MAC荷札」がつくイメージがいいかと)、
ネットワークに送り出されます。