津図書館の“事件”追え イベントで小学生が探偵役に

 探偵にふんして図書館を巡り、本に親しんでもらう小学生向けの催し「図書館探偵〜事件のナゾを解くのは君だ!」
が18日、津市西丸之内の津図書館で開かれる。児童の読書離れを食い止めるのが狙い。

 「子ども読書の日」(23日)に合わせ、図書館が計画。参加者が探偵役となり、
図書館と本を題材にした2つの“事件”に挑む参加体験型イベントにした。

 一つが「図書館のシンボル誘拐事件」。図書館の顔になっている白クマのぬいぐるみが、
何者かに誘拐されたとの想定で、子どもたちが在りかを探し、“救出”する。
蔵書をもとに出題されたクイズなどに答え、正解すると、白クマを探し出すヒントの地図がもらえる。

 もう一つが「ものがたりバラバラ事件」。絵本から抜き出した場面のカード10枚を、話の流れが分かるよう順に並べる。

 図書館の西山ひろみ司書(28)は「活発に動きながら図書館を楽しむイベントは珍しい。
楽しみながら本の調べ方、図書館の使い方を児童に知ってもらう機会になれば」と話している。

 定員は先着20人だが、当日参加も可能。問い合わせは同館=電059(229)3321=へ。

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090415/CK2009041502000025.html?ref=rank